車研究所 ≫ 燃費向上・節約運転 ≫ カーブを上手に曲がるコツ
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運転テクニック向上、カーブを上手に曲がるコツ
当然のことですがカーブを曲ためカーブ手前で減速して曲がり、カーブを抜けた後には加速します。
(注意※1)

たったそれだけのカーブですが、ドライバーの運転テクニックがわかったり、もしくは性格も・・・
また危険と裏腹に、カーブには節約ポイントが沢山あります。




<カーブ進入速度による節約と消耗>
カーブ手前の減速量を減らし速度が残ったままカーブを曲がれば、減速に必要な「ブレーキパッド」と「加速に必要な燃料」の使用量が減り消耗部品の節約と燃費向上になります。

しかし車のスピードが速くなることで横G(横方向の加速度)が増え、タイヤに負担が掛かります。

それによりタイヤの消耗(磨耗)が早くなってしまいます。




<消耗を抑えた曲がり方のコツ>
減速量と加速量を減らし「ブレーキパッドの節約」と「燃費向上」をしながら「タイヤの消費量」を減らす運転方法を実施することができれば、カーブは重要な節約ポイントとなります。


多くのサイトで紹介されているようにカーブでの「運転テクニック」と「節約」となればでてくるのは「アウト・イン・アウト」です。

これは「カーブ入り口では外側」に、「カーブ中心では内側」に、「カーブ出口では外側」に車を寄せて曲がる方法です。
(余談※1)


道路に十分な「広さ」と「安全」、「自分に余裕」があれば実施できる運転方法ですが、狭い日本では「アウト・イン・アウト」は難しい運転方法となってしまいます。

一般道での「アウト・イン・アウト」は少し心がけて運転する程度で、次のページである「ハンドル操作のコツ」を参考に上手にカーブを曲がるコツをつかんでもらえると幸いです。




<走行距離から消耗部品を選ぶ>
・タイヤの消費を選ぶ
タイヤはゴムでできているため年数や紫外線などにより、何もしなくても劣化が進み交換が必要になることがあります。

普段の点検・整備でもタイヤに溝はあるのに劣化による「ヒビ」や「亀裂」でタイヤを交換することがあり、自動車オーナーとしては手痛い出費です。



・ブレーキパッドの消費を選ぶ
タイヤと違いブレーキパッドは、年数や劣化に左右されることはなく交換が必要となるのはブレーキングによる消耗だけです。

年間走行距離が少ない方がブレーキパッドやガソリンを節約し、タイヤを減らしていく運転もひとつの燃費向上・節約運転です。



・タイヤの値段が高い場合
逆にタイヤをインチアップなどしてタイヤの価格が高い車を所有しているドライバーは、カーブ手前でしっかりとスピードを落とすことでタイヤの長持ちさせることにつながります。

それでも紫外線によるタイヤの劣化は避けられるものではありません。
こまめにタイヤワックスを塗るなどして劣化によるタイヤ交換を避けるのもひとつの手段です。




<安全なカーブ上達術(初心者)>
注意で申し上げているようにカーブの運転は危険がたくさん潜んでいますので、必ず「安全を第一に考えた運転」を心がけてください。


・先行車から学ぶ
「運転に自信がない」ドライバーや「知らない峠道」では、後続車に道を譲って先に行かせましょう。

先行車についていくことで「次のカーブ」「ブレーキングの強さ」「ハンドリングの角度」など、色々と教えてくれるので運転が楽になります。
(注意※2)


また先行車についていくことでテクニックの向上にもなります。
「なぜ同じように曲がっているのについていけないのだろう」など、先行車のブレーキランプやハンドルの角度など色々と考えながら運転することで、自然に上手な運転方法が学ぶことができます。
(注意※3)



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余談
※1、アウト・イン・アウトは、レースなどで速く走るための運転方法です。
一般道でこのような運転をする必要はありませんが、少し心がけるだけで違ってきます。
ですが、知らない道や人通りが多い道でこのような運転は大変危険な行為になりますので、十分に自分に余裕があるときに行うのがよいといえるでしょう。
注意
※1、カーブには燃費向上と節約運転のポイントが数多く存在し紹介していきますが逆に危険も潜んでいますので、安全が確保できるポイントで使用する、自分に合った運転を選んで行うなど安全運転を心がけましょう。

※2、先行車についていく場合、ある程度の車間距離を保って行いましょう。
あまり近すぎると先行者が道を譲ってきたり、気分を悪くすることもあります。

※3、車の性能差で先行車についていけないこともあります。
車に詳しくなく性能差がわからない方は、自分が乗っている車と先行車の車のタイプで判断することも大切です。
車のタイプで性能差を判断するには「燃費がいい車選び」を参考にしてみてください。

※、「交通ルール」「運転マナー」を守って無理のない運転を心掛けてください。
危険を伴う運転は「トラブル」「事故」等の原因になりかねません。
当サイトは記載内容による「トラブル」「事故」等の責任は一切負いません。
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