車に必要な三大要素と言われているのが「走る」「曲がる」「止まる」です。
この三大要素がなければ道路に出て安全に運転できることはできませんし、そもそも運転することも難しいでしょう。
そして運転テクニックの三大要素となるのも「
アクセルワーク(走る)」「ハンドリング(曲がる)」「
ブレーキング(止まる)」です。
(余談※1)
今回はその中から私なりのブレーキングテクニックと、維持費を
節約するための極力
ブレーキパッドを消耗しない運転術を紹介します。
(注意※1)
<節約ブレーキテクニック>
節約ブレーキキングのコツは「早く」「長く」「一定」が必要不可欠です。
<早く>
早くとは、「信号」や「前車」の動きを予測して「ブレーキが必要かどうか」早い段階で判断する必要があるということです。
どのようなシチュエーションでも、ブレーキを踏むのが遅ければそれは急ブレーキに近くなってしまいます。
(注意※2)
早い段階でブレーキの必要性に気づけば、後々色々な対象方があります。
<長く>
長くとは、「信号」や「前車の動き」などで止まる必要がある場合、普段より長くブレーキを踏むということです。
普段の感覚でブレーキを踏んで任意の位置に止まることは簡単です。
しかし、早い段階でブレーキを踏み長い距離を使って同じところに止まる場合とでは、停車までのブレーキ力(制動力)に必要なエネルギーが違ってきます。
人間も急な動きには足に大きなエネルギー(負担)が必要となります。
車も急ブレーキになると大きなエネルギー(負担)が掛り「
ブレーキパッド」や「
タイヤ」の消耗を早めてしまいます。
長くブレーキを踏むということは、できるだけエネルギーを消費せず急ブレーキにならないよう(急ブレーキから遠のくよう)に回避しています。
そして長くなったブレーキ距離(制動距離)によってブレーキに必要なエネルギー(力)が弱まり、ブレーキパッドへの負担が少なくなることからブレーキパッドの消耗スピードが遅くなります。
<一定>
一定とは、ブレーキを踏み始めてから止まるまでの間、ブレーキを踏んでいる力(制動力)を一定に保つということです。
ブレーキパッドなどのブレーキ関係の
消耗部品はブレーキの効き始めの消耗が激しく、特に一番最初にあたる所「あたり面」の消耗がもっとも激しいです。
ブレーキを一定に保たず「踏んだり」「放したり」を繰り返していると、当然のことながらブレーキパッドのあたり面が消耗してしまいます。
(余談※2)
上記を回避するためにも、ブレーキの力を一定に保つ必要性があります。
どんなに「早く」「長く」ブレーキを踏んだとしても、ブレーキパッドなどを消耗してしまっては節約ブレーキテクニックの意味がありません。
後ろの車にも迷惑がかかりますし、無駄な振動が増え乗り心地が悪くなります。
ブレーキを踏み始めてから「一定」に保ち、狙った位置に止まれるようになれば完璧です。
これは意識して練習すれば誰でもできるようになるので頑張ってください。
<ブレーキテクニックのまとめ>
今回のブレーキテクニックで理想となるブレーキングは、「早い」段階でブレーキの必要性を見極め、できるだけ「長い」距離を使ってのブレーキング。
そしてブレーキ力(制動力)を「一定」に保ち、狙った任意の位置にピタリと車を止めることができるようになることです。
(余談※3)
「ブレーキ関係」「タイヤ」などの消耗部品の消費を減らす「節約」で、当サイトが推奨する「
節約運転」となります。
今回のブレーキテクニックは、他のメニューリストで紹介された運転方法と組み合わせて使うことで「運転テクニック向上」と「消耗部品の節約」効果がアップすると同時に「
燃費向上」にもなります。