車研究所 ≫ 燃費向上・節約運転 ≫ 信号の動きを予測して運転
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信号の動きを予測すると燃費向上・節約運転
信号機にはある一定のルールがあるため、多くの信号機は「3秒ルール」に従って動いています。
(注意※1)

そして信号機の動きを予測するだけで「加速」「減速」「待ち時間」など、様々なことを考え運転ができるようになります。


・信号機の動き
走行中の車線から見える「歩行者信号が点滅」を始める
(歩道の長さによって若干の違いがあります)
↓ 3秒
「歩行者信号が赤」に変わり
↓ 3秒
「走行車線の信号が赤」へと変わり始めます



「信号が青から黄色」へと変化を始める
↓ 3秒
「信号が赤」へ
↓ 3秒
他の赤だった「信号が青」へ


簡単ですが、信号機は上記のような動きをします。
(余談※1)




<加速or止まるか>
信号機の動きが頭に入っていれば、走行車線から見える「歩行者信号が点滅」を始めれば「走行車線の信号が青から赤」へと変わるサインだとわかります。

そこで「信号を抜けるまでの距離」と「信号が変わるまでの時間」を瞬時に計算し、赤に変わる前に信号を抜けることができるのであれば「加速」するのもいいですし、間に合わないようであればアクセルペダルから足を離し「ブレーキに備える」こともできます。


この「加速して抜ける」、もしくは「止まる準備をする」という行為、燃費向上消耗部品節約になります。


・連動した信号機の動きを考慮する
走行中の道路の信号機が連動して動いている場合、ひとつ赤信号のタイミングを読んで加速で抜けたとしても、先の信号が赤に変わっているので加速に使用した燃料が無駄となってしまいます。

目の前の信号機の動きだけを読み取るのではなく、走行中の道路、信号機の動きを読み取る必要があります。
(信号の連動は下記、もしくは「時間帯でルート選び」を参照のこと)


・消耗部品の節約
止まるための準備は「ブレーキテクニック」を読んでいただいていればわかるように、信号が赤に変わるとわかっていれば消耗部品を減らすためのブレーキングが早い段階でできるようになります。


・駄目なパターン
信号機の動きを予測できず「加速して信号を抜けられずに急ブレーキ」、車の「燃費」「消耗部品」にもっとも悪いとされる運転方法です。

信号が変わるまでの時間を含めた動きを予測できるようになれば解決できる問題です。




<減速or速度維持>
上記の内容は、「青から赤」へ変わる信号機を予測しています。

それから少し上級者となれば他の信号機の動きを見て、上記とは逆の「赤から青」へ変わる信号機の動きを予測して、車のスピードを「減速」するか「速度維持」するか、もしくは「停車」するかの判断ができます。


・減速
信号機の動きから「赤から青」に変わるまでの時間が短く、信号機前との距離から車のスピードが少し速いと思えば、青に変わるタイミングに合わた速度調整「減速」ができます。


・速度維持
信号が「赤から青」に変わる「タイミング」と「到達距離」に問題なければ、ブレーキを必要とせずに「速度維持」したまま交差点に向かえば、信号が青に変わった後の交差点を抜けることができます。


・停車
逆に信号が「赤から青」に「変わるまでの時間が長い」と判断できたら、運転の疲れを癒やす一息停車ができます。




<ジワジワ発進>
停車している状態からの「発進」、「加速」というのは多くの燃料を必要とします。
(余談※2)

停車している状態からの発進に多くの燃料を必要とするなら、ゼロからではなくジワジワと発進してからの加速にすればいいのです。


「ジワジワ発進」 = 「オートマ(AT車)のクリープ現象を利用した発進」


1、信号で停車するときに、停止線(もしくは前車)から少し距離をとった状態で停車しておきます。

2、そして周りの信号機を見て、走行車線が青になるタイミングを計ります。
(前に車がいる場合、信号機、または2・3台先の車の動き(ブレーキランプ)をみて全体の動きとタイミングを計ります)

3、「停止線(前車)との距離」と「信号のタイミング」を計ったら、ブレーキペダルから足を離しオートマ特有のクリープ現象を利用してジワジワと進みます。

4、信号が青(前車が走り出したら)アクセルを踏み加速を始めれば、多少ですが車は動いているので急発進とならず、エンジンへの負荷も軽くなります。
(注意※2)

5、そして軽く加速しただけで周りのスピードに合わせることができるので、発進に必要となる燃料を減らし、なおかつ加速に必要な燃料を軽減できることから燃費向上となります。




<連動した信号機の動き>
連動(制御)された信号機の動きには意味があり、「速度の出しすぎを抑える」「渋滞を緩和させる」など色々考えられて調整されています。

また、ある一定の区間で制御されていたりと制御に連動性もあります。


「青 → 青 → 赤」といったように制御されていることもあるので、通勤や頻繁に利用する道路であれば、信号機がどのように制御されているのかを覚えておくことで、この先の信号がどのような状態なのかわかるようになります。

それによりスピードを出して進むのがいいのか、加速せずにブレーキに備えた方がいいのかなどわかるようになり、無駄な加速、ブレーキを減らし燃費向上に繋がります。
(注意※3、4)




信号の動きを読み取り上記に記載された方法を利用することによって、無駄な「減速」「発進」「加速」などがなくなり、大幅に「燃費向上」「消耗部品」の節約ができます。



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余談
※1、信号の動きは説明が難しいため、記載されている説明でわからない方は停車中に確認してみてください。
色々な3秒ルールがあり、観察してみると面白いと思います。

※2、「発進」「加速」に多くのガソリンが必要となるため、ハイブリッドカーではモーターを使用し「発進」「加速」を行うことで燃費向上をしています。
注意
※1、信号機の3秒ルールは、複雑な交差点などでは例外もあります。

※2、信号が青になる前に停止線を越えて発進する行為は立派な交通違反です。
またタイミングも合わせずに(合わずに)ジワジワと進んでいく行為は、周りの迷惑となります。
ジワジワ発進をする場合にはタイミングを合わせ、微調整しながら行いましょう。

※3、朝と夜では平均速度が違うためか、タイミングのズレから生じるバグなのか、朝と夜とでは信号機のタイミングが違いますので注意が必要です。

※4、記載されている内容には信号機の動きを予測しての危険な運転方法が含まれています。
無理、無謀な運転は避け、他の車、歩行者に安全な運転を心がけてください。

※、「交通ルール」「運転マナー」を守って無理のない運転を心掛けてください。
危険を伴う運転は「トラブル」「事故」等の原因になりかねません。
当サイトは記載内容による「トラブル」「事故」等の責任は一切負いません。
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