車研究所 ≫ 車のトラブル・手抜き整備 「車業界に関するトラブル・手抜き整備の実態など業界の裏話(裏情報)」
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車のトラブル・手抜き整備
自動車ディーラーで現役自動車整備士として作業していたときに、実際に見た車のトラブルの原因と、怠け者の整備士による手抜き整備を、こっそりと自動車ディーラーの裏話として紹介していきます。

ここに掲載されているている内容は『自動車ディーラー』だけではなく、他の『自動車用品店(カー用品店)』や『悪徳民間工場』、『ガソリンスタンド』など、車業界全体の自動車整備士達に手抜き整備士が潜んでいる可能性があるということです。


皆さんは『自動車整備士だから大丈夫』なんて安心しているかもしれませんが、自動車整備士だって人の子です。
毎日のハードな仕事の中で『楽な道(手抜き)』を見つければ楽な方に流れることもあります。

待合室から作業場が見えない店舗には、記載している手抜き整備士が潜んでいる確立が高いので注意してください。

その対策なのか安心感を与えるためか、最近の大型店舗の待合室からは作業場が見えるショールームが増えています。


「作業風景を見る」+「納得できない整備はさせない」=「手抜き整備防止」
「作業風景を見られる」+「下手な整備はできない」=「手抜き整備防止」

こじつけかもしれませんが店側もこういった対策を打ち出し、お客を安心させつつ手抜きの防止しているのかもしれません。
(注意※1)


ですが、プロの自動車整備士の手抜きを皆さんが見つけるのは容易ではありません。
そこで少しでも手抜き整備を防止するために「自動車ディーラーの利用方法」を掲載していますので、みなさんも上手なお客になるように心がけてください。
メニューリスト
点検・整備後に車のチェック
お客の心理を利用した誤魔化しがあるので点検・整備後は確認が必要。


エンジンオイル交換
エンジンオイル交換の交換効率を妨げる手抜きが行われていることも。


オイルエレメント交換
清掃を怠ると次回オイル漏れと判断され高額な修理費用を請求されることも。


フロントガラスコート
手抜きによってフロントガラスの油膜を増やし視界の妨げになります。


ワイパーゴム交換
ワイパーゴム作動時のビビり音など異音の原因になりかねません。


スペアタイヤ空気圧調整
車がパンクした際に必要となるスペアタイヤに空気が入っていない。


タイヤホイールバランス調整
大切なアルミホイールにキズやバランスウエイトが取り付けられていないかも。


タイヤローテーション
ハンドルの振れ、タイヤの摩耗などタイヤローテーションを手抜きされると。


バッテリー点検
バッテリー上がりの原因となりかねないバッテリーチェック。


エアクリーナーエレメント清掃
燃費悪化の原因?そこまではないにしろ清掃はしてもらいたいものです。


オートマチックオイル(ATF)交換
高額整備なのに適量のATFを交換されていないかもしれません。


ブレーキパッド交換
ブレーキのフィーリング、使用限界の警告音が変わってしまうかも。


半年点検 (6ヶ月定期点検)
省略された点検項目はエンジンオイル交換に日常点検レベル。


法定一年点検 (12ヶ月法定点検)
多く省略された法定一年点検は半年点検と同じレベルに?


車検 (24ヶ月法定点検)
車検整備にも手抜き整備が潜んでいます。項目は徐々に増やしていきます。


-ブレーキフルード交換
車の三大要素「止まる」の手抜きをされては危険が。


-エンジン冷却水(LLC)交換
エンジン内部の冷却水水路がだんだんと腐ってきます。
注意
※、ここに掲載されている内容は、ごく一部の症例です。
全ての自動車整備士が、このような手抜き整備を行っているわけではありません。
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