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カーエアコンの構造と使い方をマスターして節約プロ
夏場にカーエアコンを使用していると、不思議と燃料の減りが早いように感じられると思います。

車の構造を勉強した私たち自動整備士は不思議だとは思わないのですが、「なぜガソリンの減りが早い」のか、皆さんに説明していきたいと思います。




<カーエアコンの構造>
エアコンはコンプレッサーを回さなければ冷気を「生成」「循環」させることはできません。

家庭では室外機を外に置いてその中のコンプレッサーが回っているのですが、コンプレッサーを回転させるのに家庭では電気を利用しています。

車の場合、コンプレッサーを回転させるためにエンジンの回転をベルトを使いコンプレッサーに伝達しコンプレッサーを回転させています。
(余談※1)



・カーエアコンの作動
カーエアコンを作動(ON)させると、今まで空転していたコンプレッサーのプーリーがマグネットスイッチなどで接続(ON)されコンプレッサーが回転し始めます。

しかしコンプレッサーを回転させるためにはエンジンの力が必要となり、力を奪われたエンジンは回転数が下がります。


「カーエアコンON」 → 「コンプレッサー接続」 → 「ベルトの回転を利用してコンプレッサー回転」 → 「力を奪われエンジン回転数ダウン」



・燃費が悪くなる理由
エンジンの回転数が下がったままではエンストの危険性があったり、「発進」「加速」が迅速にできずドライバーに不快感を与えてしまいます。

そので車に搭載されているコンピューター(ECU)が、ドライバーに不快感を与えないためエンジンの回転数を自動で上げてしまうのです。

たとえメーターの回転数が変わっていなくても、エアコンが作動している状態であればコンピューターが自動的に回転数を上げています。


「回転数が上がる」 = 「燃料を多く消費」 = 「燃費が悪くなる」




<カーエアコンを最大限に高める>
燃費向上のためカーエアコンを控えめにするのも大切ですが、カーエアコンを使用するときにその力を最大限に高めるのもカーエアコンの使用回数を減らす(温度を設定を高くできる)意味で大切となってきます。


・外気導入から内気循環
車内の空気の流れを「外気導入」から「内気循環」に切り替えます。

これは車内の空気を外に出さないようにするのと同時に、外の空気を車内に取り込まないように変更できます。
そのためカーエアコンで冷えた冷気を外に出すこともなく、車内の冷えた状態が続きます。

また車内の温度を検知して作動するオートエアコンも、頻繁には作動しなくなり燃費向上となります。
(余談2)


暖房を利用する場合は、外気導入に切り替えることでエンジンで温められた風が送風され、早い段階で暖房の効果を得ることができます。

ガラス内側が曇ってきたらエアコンスイッチ(A/C)をONにすることで取り除くことができます。
(注意※1)



・カーエアコン吹き出し口調整
「温風」と「冷風」、たとえ同じ空気でも温度によって体積が異なり「暖かい空気は膨張し上」へ、逆に「冷たい空気は体積が縮み下へ」と流れていきます。

そのためカーエアコンの設定に合わせて噴出し口の調整を行えば、カーエアコンの効率も上がることになります。

「冷房」 = 「冷気は上から下へと流れる」 = 「噴出し口は上向き」
「暖房」 = 「温風は下から上へと流れる」 = 「噴出し口は下向き」



・室内空間の改良
カーエアコンは、その車の室内空間に見合う能力のカーエアコンが取り付けられているわけではありません。
(余談※3)
どんなに冷房を強くしても外気温が高く室内空間が広ければ車内も冷えにくくなってきます。

そこでミニバンなど室内空間が広い車に1・2人で乗車する場合、もしくは少人数で乗ることが多ければ、運転席と後部座席、もしくは後部座席とラッケージの間に簡単なカーテンなどを取り付けるとカーエアコンの効率が上がります。
(余談※4)




<究極カーエアコン節約>
カーエアコンを使用しつつ燃費向上をする。
車の構造上なかなか難しいですが、ドライバーのちょっとした努力で多少なりと燃費向上できます。


・エアコンスイッチ(A/C)の切り替え
冷房を使用し車内の温度が下がってきたらカーエアコン自体をOFFにするのではなく、「エアコンスイッチ(A/C)」のみを「OFF」にしてファンによる送風を続けます。

そうすることによりカーエアコン内部に残った冷気を無駄なく送り出す(使用する)ことができ、冷気がなくなったと感じたら再度エアコンスイッチ(A/C)を「ON」にすることでエアコンが冷気を作り出します。
(注意※2)

これでカーエアコンOFFにしてから冷房が必要と思う感覚が長くなり、冷気生成に必要なガソリン量が減らすことで燃費向上になります。



・エアコンスイッチ(A/C)「ON/OFF」のタイミング
カーエアコン、またはエアコン(A/C)スイッチをONにするのは、車が安定した速度に達してからの方が燃料の使用量を抑えることができます。

「発進」、または「加速中」はエンジンにパワーが必要となる時なので、燃料の使用量が増加します。
このときエアコン(A/C)を作動させているとエンジンのパワーをエアコンにも送らなければならなくなるので、更に燃料の使用量が増えてしまいます。


「エアコン」 + 「発進」、または「加速」のダブルパンチで燃料の消費するのではなく、車の速度が安定したところでエアコンスイッチをONにすればエンジンのパワーをエアコンに送ることによるエンジン負荷は少ないので、上記のタイミングでONにするよりは「安定した速度でON」にすることにより燃費向上になります。




上記の「カーエアコンを最大限に高める」で車内のセッティングをして、「究極カーエアコン節約」の項目内を合わせて使うことで、よりカーエアコンの節約効果があります。

また上記の方法を「道路の勾配を最大限に利用」と併用して使うことにより、更なる燃費向上が見込めます。



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余談
※1、ベルト交換にエアコンベルト交換と書いてある場合、エンジンの回転をエアコンプレッサーに伝えるベルトのことです。

※2、冷房にかかわらず車内を内気循環にしておくことで、外気中の「砂」や「ホコリ」、「排気ガス」や「花粉」が車内に入ることがないので室内空間を清潔のままに保つことができます。
逆に外気導入に設定しておくと砂やホコリ、落ち葉や虫を吸い込み車内に設置されているエアコンフィルターに付着していることがあります。
そうなったら最悪です。エアコンフィルターを交換するまで虫の死骸を通った空気を吸い続けることになります。

※3、車はエンジン等を取り付けたフレームにボディーをだけを載せ換えた車種もあります。
そのためセダン車に使用している「フレーム」「エンジン」などを、「ボディーだけステーションワゴン」に変えたものがあるので、カーエアコンの能力が適切なものに変えられるわけではありません。

※4、室内空間の仕切りに使用するカーテンは簡単なものでよく、左右の紐を窓に挟んで重量のないビニールカーテンでも十分に効果を発揮してくれます。
注意
※1、内気循環は特にガラスが曇りやすいので冬場が近づいてくるとガラス内側がすぐに曇ります。
内気循環で暖房を利用したい場合は、カーエアコンをONにした状態で使用することを推奨します。

※2、燃費節約のためとエアコンパネルに気をとられ事故をしないように注意してください。

※、「交通ルール」「運転マナー」を守って無理のない運転を心掛けてください。
危険を伴う運転は「トラブル」「事故」等の原因になりかねません。
当サイトは記載内容による「トラブル」「事故」等の責任は一切負いません。
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