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車研究所 ≫ 車のトラブル・手抜き整備 ≫ エンジン冷却水(LLC)交換
・リニューアルによる新ページ追加&増量!!
・掲載内容に関する「注意」「余談」は右メニューに表示されます。
古いエンジン冷却水(LLC)が混ざる手抜き交換
車検(24ヶ月法定点検)では、今までの定期点検等にはなかったエンジン冷却水(LLC)交換があります。


・LLCチェンジャーを使って交換
エンジン冷却水(LLC)交換で望ましいのが「LLCチェンジャー」を使った交換方法ですが、「作業時間が長く」、機械に任した作業で「信頼性に欠ける」ことから自動車整備士に好まれていません。


・冷却水水路を使って交換
車内のヒーターへ向かうホース途中の水路を切り離し、水道のホースなどで水を送り込んだ後、エンジン冷却水(LLC)を補充するという方法です。
(詳しくは、「自分で車整備 ≫ LLC(エンジン冷却水)交換」へ)




<エンジン冷却水(LLC)交換での手抜き整備
・ラジエーター内の冷却水(LLC)交換
多くの自動車ディーラーやカー用品店での冷却水交換は、ラジエーター内の冷却水をドレーンコックを使い抜き取り補充しているようなもので、実質交換量は1リットルもありません。

車検の際に購入する冷却水原液(水で薄める前)の容量も、1〜2リットル程度なので、ほとんど冷却水(LLC)を交換していないのがわかります。
エンジン冷却水(LLC)

そのような手抜き整備だとわかっていても、新品の冷却水を補充して終了です。

この方法ではエンジン内部の冷却水を完全に交換できないので、その交換の割合は「1/3」ぐらいでしょう。

LLCドレーンコック
また綺麗に抜き替えたわけではないので冷却水も年々古くなります。

冷却水の色も年々「黒く変色」していきますし、最悪、ラジエーター内の「水が腐って臭くなったり」、「水路目詰まり」を起こす可能性もあります。



・色が違うのに混合させる
エンジン冷却水(LLC)には「赤」「緑」「紫」「ピンク」(私の経験上)があり、メーカーや車種(仕入れ先が変わった場合)、もしくは以前「車検を受けた整備工場」によって違ってきます。

これを上記の方法でラジエーター内の冷却水を交換した場合、完全には前色の冷却水が抜け切れていないため混合してしまい、「濁った水の様に黒く」なり見た目も性能もよくありません。
(余談※1)



・冷却水の色が綺麗だから交換しない
「スーパー」「ウルトラ」などの名前が付いた冷却水(LLC)は「10年10万キロ以上(自動車メーカーによって異なる)」とされていますが、大抵の自動車整備工場、自動車整備士は「3〜5年の周期で交換」を推奨してきます。

それに加えて手抜き整備士が、できないのに見た目で冷却水の状態を判断して、「綺麗だから交換しない」などの手抜きが発生してきます。

上記のこと関係なしに、冷却水が「スーパーLLC」「ウルトラLLC」だから交換しないといった手抜きもあるかもしれません。



・冷却水交換シールを貼らない
先ほどの「スーパーLLC」「ウルトラLLC」を言われるがまま交換したのに、「交換シール」を車に貼らないことで、「前回の交換がいつか分からない」という状態に陥ります。

そして次の車検時に同じようなことになったあげく冷却水を交換して、整備料金が高くなるという悪循環が発生します。



・冷却水リザーバータンクは見て見ぬふり
必ずしもそうではありませんが、リザーバータンク内の冷却水(LLC)をみることでラジエーター内の「汚れ度合い」、「メンテナンス状況」を確認する判断材料になることもあります。

なぜならリザーバータンクとは、熱で膨張した冷却水がラジエーターから逃げる避難場所であり、蒸発した、もしくは冷えて容量が減ったラジエーターへの補充タンクでもあることから、冷却水が混ざり合うことになります。


新旧の冷却水が混ざる場所でもあるのに、取り外しが困難なため交換されずに「放置」される可能性が高く、また「目立たない」ことから手抜きの絶好ポイントとなります。



余談
※1、不安になった方は一度ラジエーターキャップを外して(エンジンが完全に冷えている状態)確認してみてください。
エンジン冷却水(LLC)が濁った水の様に変色していたら、そこには手抜き整備士がいる可能性があります。
(注意※1)
注意
※1、車の年数(15年以上の車)によっては冷却水(LLC)の変色を避けられない場合もあります。
そのようなことはほとんどありませんが。

※、ここに掲載されている内容は、ごく一部の症例です。
全ての自動車整備士が、このような手抜き整備を行っているわけではありません。
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