車検(24ヶ月法定点検)の「車のトラブル・手抜き整備」を公開していますが、まず最初に、必ずしもこのような点検・整備が行われているわけではありませんので勘違いしないでください。
また、このような点検・整備の確率を減らすために「
自動車ディーラーの利用方法」を公開していますので、そちらも参考程度に見ていってください。
<車検整備の流れと作業時間>
車検の際に車を自動車整備工場に預けることから「車検整備には1日必要」と思われがちですが、実際の「作業時間は1時間程度」と、法定一年点検とさほど変わりません。
さらに大きな(重整備となる)交換部品もない車両であれば、「20〜30分程度」で車検整備は終わります。
自動車ディーラーやカー用品店など「国土交通省指定工場」であれば、検査員の資格持った人が車両のチェックをし、検査員がOKを出せば「車検書」「車検ステッカー」が交付されます。
(実際は「保安基準適合証」と「保安基準適合標章」です)
その「車両チェック」と「測定作業」に、「20〜30分程度」の時間がかかります。
そして全て作業が順調に進むことができれば、車検整備に要する時間は「1時間程度」となります。
(余談※1)
<車検(24ヶ月法定点検)での手抜き整備>
国土交通省指定の検査員資格持った人の手抜きは考えにくいです。
なぜなら手抜きが発覚する確率が高いのと、その店舗の業務停止命令(1週間〜3ヵ月程度)が下るからです。
時折、検査員によるペーパー車検(検査員が車両検査せずに車検を通していまうこと)が問題となっていますが、よほどのコネか、よほど検査員が怠け者でなければこのようなことはありません。
そのため考えられる車検での手抜きは「車両整備時」で、今まで記載してきた内容と異なる手抜きが車検整備時には行われます。
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ブレーキフルード交換
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エンジン冷却水(LLC)交換
上記の項目は、徐々に増やしていくようにします。