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オイルエレメント
オイルエレメント(オイルフィルター)とは、エンジンオイル油路(通路)の途中に取り付けられた「ろ紙(フィルター)」のことです。

正式名称は「オイルフィルター」とされていますが、自動車メーカーや整備工場によっては「オイルエレメント」と呼ばれ、私もオイルエレメントの方が慣れているため当サイトではオイルエレメントとしています。

自動車整備士の作業オーダー表(カルテ)にオイルエレメント交換の略語「O/E」と書かれていれば、「エンジンオイル」と「オイルエレメント」の交換ということで作業してきたので、「オイルフィルター → オイルエレメント」の方に馴染んでいる整備士も多いと思います。




<オイルエレメントの役割>
エンジンオイルの油路にオイルエレメント取り付けることによって強制的にエンジンオイルをオイルエレメントに通し、エンジンオイル中にできた「カーボン」などの「不純物」を、オイルエレメント内のろ紙で取り除いています。

そのためオイルエレメントを定期的に交換して「エンジン」と「エンジンオイル」を「綺麗に保つ」と同時に、エンジントラブルを減らし「エンジンを長期的に使用」できるようにとしています。




<構造>
・バイパスバルブ
ゴミや鉄粉でオイルエレメントが目詰まりを起こした時にオイルが通れなければ、エンジンが焼き付いてしまいます。

そこでエンジンオイルが「通れない」、「通りが悪い」などが起こると、エレメント内のバイパスバルブが開き、エンジンオイルを先に送っています。

(バイパスバルブを通ったオイルは、ろ過されていません)



・チェックバルブ
エンジンを停止してから、オイルエレメント内のゴミが逆流しないように、オイルの圧送が終わるとチェックバルブが閉じ、逆流を防ぎます。



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