シャンプー洗車、水洗い洗車とありますが、ワックスコーティング後に車が汚れた場合、ワックス効果が残っているのでどちらで洗車しようか悩んでしまうことがあります。
ワックスコーティングのことを考えると、カーシャンプーでコーティングを落とすのはもったいないと考えてしまいます。
しかし水洗い洗車だけで汚れが落とせるか、キズが入らないかと考えてしまいます。
ワックスのコーティングを残すのであれば水洗い洗車で汚れを落とすのが一番だと思えます。
しかし水洗いではシャンプーの泡によるボディーガードができないので、ボディーにキズが入るのではと考えてしまいます。
ボディーにワックス・コーティングが残っており、車が濃色車の場合、水洗いだけではボディーへの小キズが心配となります。
そのためシャンプー洗車を行ったり、カーシャンプーの量を「1/3〜1/2」に減らし、水洗い&シャンプー洗車を行います。
この方法は水洗いによるワックス・コーティング残しつつ、カーシャンプーの泡によるキズの防止、汚れ落としなど、できるだけいいとこどりをした洗車方法を行います。
(余談※1)
<水洗い洗車>
(1)、車を日陰に移動させ、太陽光によるボディーの熱を冷まします。
(2)、バケツに水を溜め、洗車に使用するスポンジなどを漬け、道具を柔らかくふやかします。
(1,2日前に準備しておくと、より効果が得られます)
3、ボディーに水をかけ、砂や埃、ボディーの熱を冷まします。
基本は「天井(ルーフ)から下へ」、水が流れる上から流します。
この時の水圧はできるだけ強くすることで、多くの不純物を流すことができます。
4、
タイヤ、
ホイールを洗います。
洗車道具が柔らかくなる間、ボディー熱を冷ます間、タイヤ・ホイールの油分がボディーにつかないように、先にタイヤ・ホイールを洗います。
ボディー用とは違うバケツを使用し、ブラシ、もしくはホイール用スポンジを使用、一本洗ったら再度ボディー天井から水を流し、水分が蒸発してカルキ跡が残らないようにします。
5、水洗い洗車道具を用意し、水圧を利用しボディーの砂、埃をできるだけ落とします。
カーシャンプーを使用する方は「1/2〜1/3」ほどバケツに入れ泡立てます。
スポンジは水を含ませた状態で洗います。
6、水を流しながら、水の流れに沿って洗っていきます。
天井から始め下へ部分洗いを行い、区切りのスタートと終了時には必ず水を流します。
(この時のスポンジの動きは「
洗う順番・洗い方」を参照)
7、水分蒸発によるカルキ跡ができないように、時折ボディー全体に水をかけます。
8、水洗い後は、再度ボディーに砂や埃が残らないように洗い流します。
9、素早くボディーの水分を拭き取り終了です。
ドアの淵など砂や泥が溜まりやすい所は、別のタオルを使用しましょう。