車研究所 ≫ 車の不具合・異音 ≫ スパークプラグの色、目視点検
・リニューアルによる新ページ追加&増量!!
・掲載内容に関する「注意」「余談」は右メニューに表示されます。
スパークプラグの色、目視による不具合点検
目視によるスパークプラグの焼け具合や色などの状態から、エンジンの不具合など原因究明を行っていきます。



スパークプラグ<スパークプラグの色>
・薄茶色
エンジンに対するスパークプラグの熱価は適切で、燃焼状態も良好だと言えます。


・白色
エンジンに対するスパークプラグの「熱価が低く」、適切だとは言えません。
また「点火時期の進み過ぎ」や、「混合気が薄い」、「圧縮不良」、「スパークプラグ取り付け不良」などが考えらます。


・黒色(乾燥)
エンジンに対するスパークプラグの「熱価が高く」、適切だとは言えません。
また「点火時期の遅すぎ」、「火花不良」、「吸入空気量の不足(エアクリーナー目詰まり)」、「混合気が濃い」、「エンジン低回転での使用」などが考えられます。


・黒色(湿り)
「スパークプラグの失火」、「燃焼室へのオイル侵入」などが考えられます。




<スパークプラグの不具合>
・くすぶり
スパークプラグによる自己清浄作用が作動しないと付着したカーボンが焼き切れずに残り、発火部全体に付着したカーボンによってスパークプラグが失火することを、「くすぶり」といいます。


・かぶり
混合気が濃すぎたり、くすぶりによる失火によって燃料が燃焼できなかったことを「かぶり」といい、スパークプラグが燃料で濡れてしまいます。

かぶりは、スパークプラグを取り外し清掃することで再使用できますが、かぶりの原因を改善しないと、再度同じようなことがおこります。


・焼け過ぎ
スパークプラグ中心電極の温度が「950℃」以上になると、その熱で燃料が点火してしまい、プレイグニッション(早期着火)が発生します。

さらに温度が上昇してしまうとスパークプラグが焼けとけてしまい、取り付けたスパークプラグの熱価が正しくないとこのようなことが起こります。



自分で車整備 ≫ スパークプラグ火花点検



余談
※、ありません。
注意
※、ここで記載されている内容はあくまで参考程度と考え、ご自身での修理等は避けてください。
それほど故障診断は難しく、「作業ミス」「診断ミス」によるトラブル、事故等の責任は一切当サイトは請け負いません。
部品名称・自動車用語
アクセスランキング