車研究所 ≫ 車の不具合・異音 ≫ ディファレンシャルの異音
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ディファレンシャルから発生する異音
ディファレンシャルは、最終減速装置(ファイナルギヤ)を含めた差動装置(ディファレンシャルギヤ)のことを指します。

最終減速装置(ファイナルギヤ)で、入力された回転は約「1/4」程度になります。




<動力伝達経路>
プロペラシャフト」 → 「ドライブピニオン」 → 「リングギヤ」 → 「デフケース」 → 「ピニオンシャフト」 → 「ピニオンギヤ」 → 「リヤアクスルシャフト(ドライブシャフト)」 → 「タイヤ




<ディファレンシャルの不具合>
・旋回時の異音 「キュッキュ音」「ガガガ音」
旋回時に作動する部品のトラブルが考えられます。

「ピニオンギヤの不良」 → 「ワッシャーの不良」
「サイドギヤの不良」 → 「ワッシャーの不良」



・直進時の異音 「ウー音」「うなり音」
直進時に作動する部品のトラブルが考えられます。

「ドライブピニオンの不良」
「リングギヤの不良」
「ドライブピニオン、リングギヤの歯当たり不良」
「ベアリングの不良」



・発進時、変速時の異音 「コッコッ音」「カッカッ音」
急な負荷がかかる部品のトラブルが考えられます。

「コンパニオンフランジロックナットの緩み」
「バックラッシュの過大」



上記は、FR車のディファレンシャルで考えられる不具合です。



余談
※、ありません。
注意
※、ここで記載されている内容はあくまで参考程度と考え、ご自身での修理等は避けてください。
それほど故障診断は難しく、「作業ミス」「診断ミス」によるトラブル、事故等の責任は一切当サイトは請け負いません。
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