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ピストンリング
ピストンリングとは、ピストンとシリンダーの間に隙間があると、爆発圧力などが抜けてしまい、大きなエネルギーが得られません。
そこでピストンリングがその隙間を埋め、気密性を高めることで圧力を抜けないようにしています。

その他、熱伝導を利用して、ピストンに溜まってしまう熱をシリンダーブロックへと伝えています。


・種類
「コンプレッションリング」
ピストンの「トップリング」「セカンドリング」に使用されており、エンジンオイルの「オイル上がり」、「オイル下がり」を防ぐと同時に、シリンダー内の圧力が抜けないようにしています。



「オイルリング」
密閉性を高めるためにエンジンオイルの油膜を利用していますが、蓄積するとエンジンの熱で塊に変化することがあります。

そこでシリンダー内の油膜が切れないように少量のエンジンオイルをオイルリングに溜め、シリンダー壁に薄い油膜を作っていると同時に、かき落とした余分なオイルを、ピストン内部に作られた「オイル逃がし穴」に送っています。



注意
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「自動車メーカー」「地方」によって違った表現もあるかもしれませんが、あくまでも個人サイトということを忘れずにお願いします。
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