車研究所 ≫ 自動車ディーラーの利用方法 ≫ 6ヶ月定期点検 (半年点検)
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6ヶ月定期点検 (半年点検)
一年点検(12ヶ月法定点検)と車検(24ヶ月法定点検)との間に点検・整備をすることを、「半年点検(6ヶ月定期点検)」といいます。



<6ヶ月定期点検(半年点検)でのディーラーの利用方法>
6ヶ月定期点検を省略されずに全ての点検項目を実施してもらうには一言二言では難しいです。
店舗側に「うるさい客が来た」と思われるぐらいにならなければいけません。

実際自動車ディーラーなどの店舗には特別扱いをしている「うるさいお客」というのがいますし、その方の点検・整備は慎重に行うことになっています。


・ブレーキ関係
6ヶ月定期点検を12ヶ月法定点検の様にタイヤを取り外し、「ブレーキパッドの残量点検」「ブレーキパッド表面の面取り」「ブレーキパッド摺動部へのグリスアップ」などこれらをしてほしければ、「前回の点検から2、3週間後ブレーキから「キーキー」音がする」でOKです。

しかし上記は6ヶ月定期点検よりも、12ヶ月法定点検や24ヶ月法定点検で行う方が嫌な顔されずに点検してくれます。


・漏れ関係
オイル漏れ点検」と「オイルエレメント交換」した際に垂れたオイルを綺麗に清掃してもらいたいのであれば、「駐車場にオイルが垂れた跡があった」でOKです。


・排気関係
マフラー」などの排気関係を集中的に点検してほしければ、「最近、マフラーからの排気音が大きくなった気がする」「下回りをこすった気がするので問題ないか点検してくれ」でOKです。



・省略された6ヶ月定期点検(半年点検)
エンジンルーム点検 室内点検
エンジンオイル点検(有料で交換)
・ベルト点検、調整
・バッテリー点検
バッテリー液補充
・LLCの量、補充
・ウォッシャー液補充
オートマチックオイル(ATF)点検
・パーキングブレーキレバー(サイドブレーキ)の引きしろ、調整
足回り点検
・タイヤの空気圧調整
タイヤの残り溝点検
下回り点検
オイル漏れ点検
エキゾーストマフラー点検
外回り点検 その他
ワイパーゴムの拭き取り点検
・ウインドウウォッシャーの噴射位置点検、調整
・レンズの割れ点検
ライト点灯点検
フロントガラスコート(有料)

他の省略個所は、6ヶ月定期点検以前に掲載した項目を上手に利用して実施してみてください。

またこれ以外にも車で気になるようなところがあれば、6ヶ月定期点検だからとは思わずガンガンいいましょう。

もしかしたら次回からは「うるさい客」として丁寧な作業が行われるようになるかもしれません。




<6ヶ月定期点検(半年点検)とは>
年間走行距離が「1万キロ以上」で「自分で車整備ができない」けど「車を大切にしている」のであれば、6ヶ月定期点検と一緒にエンジンオイル交換を定期的に受けることをオススメします。


自分で車整備を行うドライバーであれば簡単な6ヶ月定期点検を自ら行うことができますし、年間走行距離が1万キロ未満であれば、有料ですし無理に6ヶ月定期点検を受ける必要はありません。

6ヶ月定期点検は強制ではありませんし違法になるわけではありません。




<6ヶ月定期点検(半年点検)の点検個所>
エンジンルーム点検 室内点検
・エンジンオイル点検(有料で交換)
・ベルト点検、調整
・バッテリー点検
・バッテリー液補充
・LLCの量、補充
・ウォッシャー液補充
・オートマチックオイル(ATF)点検
・パーキングブレーキレバー(サイドブレーキ)の引きしろ、調整
足回り点検
・タイヤの空気圧調整
・タイヤの残り溝点検
下回り点検
・オイル漏れ点検
・エキゾーストマフラー点検
外回り点検 その他
・ワイパーゴムの拭き取り点検
・ウインドウウォッシャーの噴射位置点検、調整
・レンズの割れ点検
・ライト点灯点検
・フロントガラスコート(有料)

6ヶ月定期点検は一年点検や車検とは違い、タイヤを外すことはありません。

点検・調整個所も少なく主な整備項目といったらエンジンオイル交換(有料)とタイヤの空気圧調整なので作業時間は約30分程度です。



余談
※1、ワイパーゴムには劣化によって拭き取りが悪くなる場合と、ワイパーゴムに油膜が付着することによって拭き取りが悪くなる2パターンあります。
後者であれば雑巾などを使いワイパーゴムに付着した油膜を取り除くことで、元の状態になることもあります。
注意
※、記載内容を利用できない自動車ディーラーや、点検料金をプラスしてくる店舗があるかもしれません。
点検前に確認して御利用ください。
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