車にとってバッテリーは
エンジンを始動するだけではなく、「カーオーディオ」や「
カーエアコン」などにもバッテリーの電力は使われており、車が動いている限りバッテリーは使用されると同時に「充電」もされています。
そんなハードワークを続けているバッテリーは、みなさんが思っている以上に「寿命は短い」です。
<バッテリー点検での自動車ディーラーの利用方法>
丁寧なバッテリー点検とバッテリー液補充してもらうためにも点検前に、「バッテリーが悪ければ教えてください。問題なければバッテリー液補充をお願いします」「前回バッテリー液補充されていなかった」でOKです。
(注意※1)
バッテリーだけではなく「充電系統」の点検をしてほしければ、「最近バッテリー交換をしたけどバッテリー上がりしたので、充電系は大丈夫か点検してくれませんか?」でOKです。
確実に無料で充電系統の点検をしたければ、その店でバッテリー交換後1、2ヵ月経ってからのタイミングで行うと安全です。
本当にバッテリー上がりで点検してほしい場合や、年式が古くなって一応点検しておこうと思った場合には事情を説明し、「不安なので充電系の点検もお願いします」でOKです。
<バッテリー点検とは>
バッテリーサイズ(容量)によって多少異なりますが、取扱説明書などにはバッテリーの使用期間が「3〜5年程」と記載されています。
しかし、たとえバッテリーサイズに合った使用期間中であっても、「車の使い方」「運転方法」によってはバッテリー上がりを起こし、JAFなどのロードサービスにお世話になることもあります。
それに最近では「バッテリー交換必要」と助言しても「まだそれほど使ってないから大丈夫だから交換は必要ない」と言って、断固としてバッテリー交換をしないお客様もいます。
バッテリーは使用量より使用期間に重点を置いた方がよく、点検している
自動車整備士側も不安でたまりません。
自動車ディーラーで売っているバッテリーは交換後にトラブルが発生しないように「高性能バッテリー」を販売している店舗が多く、値段も高く、「バッテリー交換が必要」と言っても簡単に交換してくれるお客が少ないのが現状です。
そのためバッテリーの定期交換には適してないともいえます。
バッテリー交換を定期的に行うためにも自動車ディーラーで売っているような高性能バッテリーではなく、カー用品店で売っている「安いバッテリーを定期的に交換する」ことをオススメします。
小サイズ(容量)のバッテリーであったら「車検」、もしくは「3年」で定期交換。
中サイズ(容量)のバッテリーであったら「3年から4年」で定期交換。
大サイズ(容量)のバッテリーであったら「4年から5年」で定期交換するのが妥当な使用期間ではないでしょうか。
(余談※1)
<バッテリー製造年月日の見方>
タイヤにも「
タイヤ製造年月日」があるように、バッテリーにも「バッテリー製造年月日」があります。
しかしバッテリー製造年月日は「JIS規格」で定められた「バッテリー規格」とは違いメーカー独自の表記となるので、下で紹介する読み方全てがあてはまるわけではありません。
バッテリーの本体かプリント面に「6桁の数字」が記載されています。
これを海外で使われる「日付の記入方法」と考え、逆から読み取ればバッテリーの製造年月日がわかります。
「」と表記されています。
「05」 は「年」 = 「2005年」
「11」 は「月」 = 「11月」
「19」 は「日」 = 「19日」
といったようにバッテリーの製造年月日の確認ができます。
4桁の場合、「日」がないだけで、同じ方法で「月」と「年」がわかります。
8桁の場合、左から6桁で読み取って、「右の2桁は無視」してください。
「英数字の組み合わせ」で製造年月日を表記しているバッテリーもあります。
「」と表記、刻印されていたら。
「5」 は「年」 = 「2005年」 (※2011年は、「1」もしくは「11」)
「K」 は「月」 = 「11月」 (A=1月、B=2月、C=3月、、、K=11月、L=12月)
「R」 は「無視してください」
「19」 は「日」 = 「19日」
「」と表記、刻印されていたら。
「5」 は「年」 = 「2005年」 (※2011年は、「1」もしくは「11」)
「K」 は「月」 = 「11月」 A=1月、B=2月、C=3月、、、K=11月、L=12月
「19」 は「日」 = 「19日」
「1」 は「無視してください」