車研究所 ≫ 自分で車整備 ≫ タイヤ空気圧調整
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タイヤ空気圧調整
タイヤ空気圧調整を自分で整備できると、遠出や高速道路を利用する前に空気圧を調整でき、燃費の向上にもなります。
タイヤ亀裂
またタイヤ空気圧調整でパンク有無など、タイヤの状況がわかるようになります。

作業内容も簡単なので、自分で車整備していく練習になります。




<準備・必要なもの>
・軍手(手を汚さないため)
・空気入れ(ガソリンスタンドで借りましょう)
-エアタンク式(ガソリンスタンドによくある移動可能な空気入れ)
-タイヤインバーター(電動で動く空気入れ)




<作業内容>タイヤ基準空気圧
1、運転席のドアを開け、ボディーに貼ってあるシールを見てタイヤ空気圧の基準値を調べます。


2、タイヤのバルブキャップを外します。


タイヤバルブ3、バルブの口にエアタンクのノズルをなるべく水平、もしくは垂直に押し当てます。


4、エアタンク上部にあるエアーゲージに、現在のタイヤ空気圧が表示されます。


5、タイヤ空気圧が少ない場合は、基準値より少し多めに空気を入れます。
(写真の基準時は「2.0」ですが、空気圧調整で「2.2」にします)
(余談※1、2)
(注意※1、2、3)


6、最後にバルブのキャップを締めれば終了です。




<点検時期>
半年に一度、定期的にタイヤ空気圧を調整しましょう。
定期的にタイヤ空気圧調整することでタイヤが長持ちします。

タイヤ空気圧調整は「3ヵ月毎」に調整してもいいぐらいです。

スペアタイヤの空気圧調整は「一年に一度」とされています。

高速走行前はスタンディングウェーブ現象を抑えるために、基準値より「20〜30kpa(0.2〜0.3kgf/cm2)」高く調整しましょう。



余談
※1、自動車ディーラーでもタイヤの空気圧を調整する際は、先ほどの様に少し高めに調整します。

※2、タイヤの空気圧は少し高めにしておくことで燃費向上します。
しかし高すぎるとタイヤを悪くするので、やりすぎはよくありません。

※、初歩的な日常点検項目です。
車整備に慣れるためにも、タイヤ空気圧調整は覚えておくとよいでしょう。
注意
※1、エアタンクは空気を入れる抜くだけの簡単な道具ですが、ガソリンスタンドによって置いている道具が違うので、使い方がわからなければ教えてもらいましょう。

※2、タイヤの空気圧が「1本、2本だけ」少なかった場合、そのタイヤはパンクしている可能性があるので近くの整備工場で点検してもらいましょう。

※3、ガソリンスタンドの店員に頼んでタイヤの空気圧を調整してもらう場合は、必ず一緒に確認するようにしましょう。
彼らは遊び半分でタイヤの空気をパンパンに入れたり、四輪バラバラに調整することがあります。
これで悩まされた自動車整備士は多いはずです。

※、少しでも難しいと感じたら、車整備に詳しい人、もしくは、専門の人と一緒に作業を行うようにしてください。
「作業ミス」「トラブル」「事故」等の責任は一切当サイトは請け負いません。
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