車内のパーキングブレーキ(
サイドブレーキ)の調整を行いますが、調整基準となる症状以外は、車内からのパーキングブレーキ調整は行わないでください。
パーキングブレーキを引いた時、「1ノッチ以内にブレーキ警告灯が点灯しない」場合のみ、車内のパーキングブレーキから調整を行います。
<準備・必要なもの>
・軍転(手を切らないため)
・10mm、12mmのメガネレンチ
・10mm、12mmのスパナ(オープンスパナ)
<作業手順>
1、パーキングブレーキ(サイドブレーキ)を保護しているカバーをめくります。
2、ワイヤを固定しているダブルナットを探します。
‐ペダル踏み式パーキングブレーキは、足元からダブルナットを探します。
3、工具を使用しダブルナットを緩めます。
この時のトルクを覚えておき、締めるときに利用します。
4、基準となるようにパーキングブレーキの引きしろを調整していきます。
「1ノッチ以内にブレーキ警告灯が点灯する」
「20kgfで引いた時に、5〜8ノッチである」
5、ダブルナットを緩めた時の力と同じ感覚で締めます。
使用されているナットが小さいため、3本指の力で締める程度で大丈夫です。
6、パーキングブレーキを元の形に戻したら終了です。