カー用品店などで新しいバッテリーを買う際に必要になってくるのが、このバッテリーサイズです。
ですが表記されているバッテリーサイズの意味を覚える必要はなく、新しいバッテリーを買うのであれば、表記されている物と同じバッテリーを購入すれば問題ありません。
逆に表記されているバッテリーサイズと異なるバッテリーを購入してしまうと、取り付けが困難となったり最悪取り付けできません。
日本国内で製造、販売されているバッテリーの多くはJIS規格の表記に合わせてあるので、バッテリーサイズを覚えるのであればこのJIS規格となります。
<バッテリーサイズ>
バッテリーサイズは、バッテリーの上部に表記されています。
(写真ではバッテリーステーによって確認が難しくなってます)
と書かれています。
2ケタ、もしくは3ケタの数値で、バッテリーの性能(容量)を表してます。
数値が大きければ性能が良く(容量が大きく)、同じサイズで数値が高ければ、高性能バッテリーとなり値段も上がってきます。
(※バッテリーサイズによる性能限界(容量限界)があります)
「A〜H」までの規格があり、それぞれ幅と高さが異なります。
(※ここのアルファベットを変更してしまうと、バッテリーステーの取り付けができなくなることがあります)
バッテリー長さにあたる数値で、「cm」を加えるだけです。
上記のバッテリーはバッテリーの長さにあたる数字が「19」となるので、そのまま「cm」をあてはめ「19cm」となります。
(※ここの数値を変更してしまうと、バッテリー下の置き皿にバッテリーが収まらなくなることがあります)
バッテリーセルを手前に、バッテリー端子を奥に見た時(写真の方向)の「プラス端子の位置」を表記しています。
写真ではプラス端子が「左」、つまり「Left」の位置にあるので「L」
逆にプラス端子が「右」の場合には「Right」、「R」となります。
(※ここのアルファベットを変更してしまうと、バッテリー端子に配線が届かず、取り付けができないことあります)
上記のことからバッテリーサイズが異なると取り付けすら難しくなってきます。
もしバッテリー交換するのであれば、取り付けてあった元のサイズを選ぶことをオススメします。
<バッテリーサイズ変更>
バッテリーサイズを大きくしてバッテリー容量を増やしたいのであれば、変更できる点は「バッテリー性能数値」か「バッテリー長さ」です。
多くの車種には「寒冷地仕様」というのが販売されています。
通常の車両よりバッテリーサイズが大きく、その違いの多くは「バッテリー長さ」です。
バッテリー置き皿のサイズが違い変更できなかったとしても、純正品で寒冷地仕様のバッテリー置き皿を購入することで、バッテリーサイズを変更することができる可能性は高いです。
どのような理由でバッテリーサイズを大きくするのかはわかりませんが、通常使用であればバッテリーサイズを大きくすることによるメリットはあまりないと思われます。