車研究所 ≫ 車の豆知識&知っ得情報 ≫ ガソリンスタンドでの点検・整備
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ガソリンスタンドでの点検・整備失敗談
最近のガソリンスタンドは車の「点検」から「車検」まで行うようになっています。

しかし自動車整備士の免許を持つものからしたら、ガソリンスタンドでの点検・整備など恐ろしくてできません。


店員はアルバイトの集まりだったり、自動車整備士の免許を持っていたとしてもレベルが低く「知識」や「経験」がありません。

また彼らの勧める商品や交換部品は、商品販売による「バックマージン」を目的としているので、信じて商品を交換してはお金の無駄になります。

これには私の家族、友人、知人など、かなり痛い目にあっています。




<ガソリンスタンドの点検・整備談>

お店に来たお客さんが「エンジンから変な音(異音)がする」とのことなので点検。

どうやら異音はエンジンからではなくオートマチックトランスミッションから、なんでこのような音がということでATFを確認したところ「微妙に色が違う」

エンジンルームを見渡すと、ありましたガソリンスタンドでのATF交換シール。


原因はガソリンスタンドでのATF交換。
指定のATF以外を入れてしまうとトランスミッションから異音や最悪壊れることもあります。
(それを知らないのがガソリンスタンドの整備士です)


トランスミッションの修理・交換は保証期間を過ぎているので対象外。
壊れた原因がガソリンスタンドにあったとしてもそれをお客やガソリンスタンド側に言えないのが「業界のルール」なのです。
(トラブルの原因を作るわけにはいかないので)

修理代は約40万。
お客は別の車に買い替えるということで帰って行きましたが、故障原因を知らない(言えない)ので、もしかしたらまた来ることになるかもしれません。




母の車は私がきちんと整備しており、エンジンオイルも3000キロに一度は交換しているため見た目では新品同様です。

しかし給油の際にエンジンルーム点検したところ、「エンジンオイルが汚れている、すぐに交換してください」とのこと、母はスタンドの店員に言われるがままエンジンオイルを交換してきたのですがその車は3日前にエンジンオイル交換しているんです。

すぐに作業着に着替え文句に行ったところ、「暗くてエンジンオイルの色がわからなかった」と言い訳。

あきれて話にならず、お金を返してもらい帰りました。




夏場が近づいてくるとスタンドの店員がこぞって言ってくるセリフ。
エアコンの調子が悪いです。10万ぐらいかかるけど早めに修理してください」
どうやら機械にうとい女性に良く声をかけるみたいです。

私が点検したところ特に問題もなくどこが悪いか聞きたいぐらいでした。
(ある意味、詐欺なのでは)




ガソリンスタンドで「ガソリンタンクの水抜き剤はいかがですか?」と聴かれることがあります。
「なんで?」と聞くと「ガソリンタンクに水がたまって、タンク内が錆びてエンジン不調の原因になりますよ」といわれたことがあります。

「ガソリンタンクが錆びる!?」

今まで何度か整備でガソリンタンク内を覗く機会がありましたが、一度もタンク内が錆びている車を見たことがありません。

それにガソリンタンクは平らに作られているため、たとえ満タンにしなくとも左右の揺れで水を掻き落としてくれます。


それでも「湿度変化による結露でタンク内に水分が」っと思う方がいるかもしれませんが、ガソリンタンクは密閉されているためガソリンを使用するたびに負圧(真空に近づく)が発生するため、よっぽどのことでなければ結露は発生しません。

またガソリンタンク内は揮発(蒸発)したガソリンで充満しており、100%空気ではないことも理由のひとつです。

ただ微量に水が混入した場合、水はガソリンより比重が大きいためタンク下へと溜まりますが、そのままエンジンへと排出されるので問題ありません。


そもそもガソリンタンクが錆びてエンジン不調になるなら、自動車メーカーへのリコール対象となります。



余談
※、ありません。
注意
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