ドライバーにとってショックなのが車にキズを付けてしまうこと。
車を見るたびに思い出しますし、なかなか気づかない(目立っていない)のに「見られているようでかっこ悪い」と思ってしまいます。
ですが小さなキズ程度であれば、ドライバー自身で目立たなく修理・修復することも可能です。
<ボディーにできた白い線(小キズ)、水垢>
洗車などのでボディー塗装にキズをつけ「白い線」ができてしまった場合、薄め(細かい)、もしくは粗めのコンパウンドが入った「液体ワックス」や「歯磨き粉」で丁寧に磨くと綺麗に磨きあげることもできます。
水をかけてもキズが目立つようであれば塗装が削れてしまっているので、コンパウンドで磨くだけでは取り除くことはできません。
液体コンパウンドはよく見ると見える「小キズ」や「水垢」などには使用できますが、削れてしまった塗装には使用できません。
また、粗めのコンパウンドだと塗装表面のコーティングを削りすぎてしまう可能性があるので、最初は薄めの使用をおすすめします。
よほど頑固な水垢でなければ使用は控えてください。
<塗装の削れ(黒い線、白い線)>
バンパーなどを軽くぶつけて(削って)しまった時にできる「黒い線」
ボディー鉄板部分が削れたときに見えてしまう「白い線」
塗装が削れ下地が見えてしまっている状態です。
「交換」「板金塗装」が一番楽な修繕方法ですが、一番お金がかかる方法でもあります。
カー用品店などでタッチアップが販売されています。
もしご自身で「修理」、「修復」したければ以下の方法で目立たなくできます。
1、カッターなどで慎重にめくれた部分を切り落とします。
(バンパーなどの樹脂)
2、「400番」ぐらいの耐水紙ヤスリでキズの中を磨いていきます。
3、同様に、キズと塗装との分かれ目のバリを、耐水紙ヤスリで傷口を広げないように磨いていきます。
4、傷口を脱脂します。
5、不安な方はマスキングテープを傷口の周りに張っていきます。
6、車と同色カラーのタッチアップペイントをキズの中に盛るような感じで、2度塗り3度塗りと繰り返し盛っていきます行きます。
7、1、2週間後、盛り上がっている塗料を削り落します。
8、傷口の周りにマスキングテープを張っていきます。
9、1000番付近の耐水紙ヤスリを平に削れるように当て木をします。
10、マスキングテープの厚みを活かし、マスキングテープの上を滑らせるようキズの方向に塗料を削っていきます。
11、塗料が削れなくなったら、塗装との限界距離(マスキングテープの厚み)まで削れているのでマスキングテープを剥がします。
12、薄めの液体ワックスを布に付け、残りの塗料を磨いたら終了です。
これで何もしないよりは目立たなくなりますが、完璧に元通りとはならないのであしからず。
(余談※1)