損失とは、
エンジンで発生した熱エネルギーを動力に変換したとき、出力として動力となるまでの間に減ってしまう、エネルギー損失のことです。
エンジンが作り出すエネルギーを「100%」とした時、以下の通りになります。
「冷却損失」 = 「25〜30パーセント」
「排気損失」 = 「30〜35パーセント」
「摩擦損失」 = 「5〜10パーセント」
「輻射損失」 = 「6〜15パーセント」
「動力としての出力」 = 「25〜30パーセント」となっています。
エンジンの適温は「80〜90℃」とされており、エネルギーを効率よく出力に変えるためにも、エンジンの温度を適温に保つ必要があります。