車研究所 ≫ 中古車の選び方 ≫ 修復歴にならない箇所のチェック
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修復歴(事故車)にならない箇所のチェック
事故車(修復歴)の定義に当てはまらない車のフレーム(骨格)以外の修理(修復)は、「事故車」「修復歴」としてお客に提示されないので、自分自身で調べる必要があります。

「修復歴が残るほどの事故ではない」は、「軽い事故」「擦りキズ」の場合もあれば「イタズラ」によるものもあります。



<チェック項目、点検個所>
・ボンネット取り付けボルトの確認
ボンネット取り付け部のボルトには塗装がされています。
このボルトの頭に工具の後(塗装の削れ)がないか確認します。



・ボンネット裏のシールの確認
ボンネット裏には「エンジンの情報」などが記されているシール(サービスインフォメーション)が貼られています。
ボンネットを交換していると、シールまで注文して貼り付けている業者は少ないので、シールがあるか確認します。

ボンネット交換は「イタズラ」や「飛び石」の可能性もあります。



・ガラスメーカーの確認
車に使用されているガラスには全て自動車メーカー名が記されています。
ガラスの四隅を確認しメーカーを確認します。

ひとつでもガラスメーカーが違った場合、ガラス交換をしています。
その当時の「オーナー」や「板金屋」が安く修理代を済ませようと、「安いガラス」を使用した場合にガラスメーカーが異なります。

ガラス交換は「飛び石」の可能性もあります。



・板金塗装の確認
板金塗装をしていないか遠目から色の違いを確認します。
「色の違い」「日焼けの度合い」を見てチェックしますが、よほど粗悪な板金でなければ見分けること難しいです。



・パテ修理の確認
上記のように見た目での判断は難しいですが、エンジンオイル交換などに使用する「マグネットハンド」に布をかぶせ、磁石と鉄板との引き付けあう力でパテ塗りの有無を確認します。

少しでも引き合う力が弱いところは、パテ塗り修理の可能性があります。



・隙間の確認
「バンパー」「ボンネット」「フェンダー」「ドア」など、取り付け時の隙間は全て均等になっています。
隙間が少しでもズレていたら、取り外している可能性があります。

バンパーのズレは年数によるものもあります。



余談
※、ありません。
注意
※、ここに記載されている内容は、中古車営業マンに聞いた話や車業界で働いている経験を基にしていますが、記載内容の判断はお任せいたします。
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