タイミングチェーンとは、
タイミングベルトに使用していたベルトを「チェーン」へと変更したものです。
今ではタイミングベルトからタイミングチェーンへと移りつつもありますが意外にもタイミングチェーンの歴史は古く、自動車メーカーで流行りだしたのは今回だけではありません。
ただ昔のタイミングチェーンは今ほど静震性と耐久性がなかったため、すぐに姿を消すことになりました。
最近使われているタイミングチェーンは「サイレントチェーン」が使われており、昔に比べると騒音が少なくなっています。
クランクシャフトの動力をカムシャフトに伝えつつ双方のタイミングを合わせるためのチェーンです。
写真上2つのギヤがカムシャフトタイミングギヤ。
写真下のギヤがクランクシャフトタイミングギヤ。
4サイクル
エンジンであれば、クランクシャフト2回転につきカムシャフト1回転。
タイミングチェーンはタイミングベルトの10万キロとは違い「20〜30万キロ」と日本人の車の買い換えまでの耐久性があるとされています。
ただチェーンが「伸びたり」「切れたり」して交換が必要となった時、交換を前提に造られているタイミングベルトとは違い、タイミングチェーン交換には高額な修理代が必要です。
車の保証期間が切れてると手痛い出費となります。