新車価格、それは車両本体価格であって乗り出し価格とも違いますし、必要となるオプション品を取り付けることによって値段は上がってきます。
床下のフロアマットもオプション品となり、他の必要となりうる装備もオプションになっていることがあります。
こういったオプション品は社外品で代用できなくはないですが、純正オプションはその車種に合うように作られているので、社外品でなかなか純正品に勝るものはありません。
<新車オプション取り付け>
新車オプションで購入したオプション品(カーナビ、純正えエアロ)などの取り付けには「2パターン」あります。
購入したオプション品は取り付けが容易にできる生産ライン(製造段階)で取り付けたり、専門スタッフが完成後の車に取り付けることがあります。
基本新車に取り付けられるオプション品はこのような方法で取り付けられ、完成車が自動車ディーラーへと送られてきます。
限界の限界まで値引きした場合、取り付け工賃を安くするために稀に自動車ディーラーでオプション品を取り付けることがあります。
これはカタログのオプション品の値段、生産ラインでの「品物」+「取り付け工賃」ではなく、自動車ディーラーでの「品物」+「取り付け工賃」にして、取り付け工賃を安くしたり省いた時に自動車ディーラーでのオプション品取り付けが行われます。
しかし生産工場の専門スタッフとは違いオプション品を取り付けに慣れていない
自動車整備士が行うのに加えて、「新たに結線」をしたり、配線が束ねてある位置とは違うところから「配線を通したり」、あまった配線を「見えない所に隠す」必要があるオプション品もあります。
こういった「カーナビ」や「バックモニター」などのオプション品取り付けなどになると、せっかくの新車の内張りのほとんどを剥がしての作業となるので、小さな「小キズ」や「凹み」、「めくれ」などができてしまうことがあります。
(余談※1)
この取り付け方法はとてもオススメできることではないので、新車の値引きを限界まで頑張った時には最後営業マンに確認しておくとよいかもしれません。
<営業マンが高額オプション品を勧める理由>
高額なオプション品となる「カーナビ」や「純正エアロ」などを、営業マンから勧められることがあると思います。
これはそのオプション品を取り付けることによる便利さなどを勧めているわけではなく、そのオプション品を売ったことによる「バックマージン」をもらうために必死になっているだけです。
さすがに自動車メーカーとして「押し売り」を防ぐために、そのバックマージンも少額設定になってはいます。
車は高額な買い物になるためだんだんと金銭感覚が麻痺してきます。
そのオプション品が本当に必要かよく考え購入することをオススメします。