車研究所 ≫ 新車購入ガイド ≫ 新車値引き交渉の方法と同行者
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新車値引き交渉のための作戦と同行者
様々な方法で新車の情報を集めたら新車販売店へと出向きますが、ここで問題となってくるのが誰と一緒に行くかです。

若い方が一人で行っても相手にされないこともありますし、大人数で行くところでもありません。
買う気を悟られると「値引き幅が小さく」なってしまうこともあります。


一緒に行く人によって「上手に値引きする」ことができますし、車の知識が豊富であれば「車の良し悪し」「各オプション品の必要性」などの助言をしてもらうことができます。




<男女の二人組で来店>
カップルや夫婦での来店は、新車購入の割合が多く営業マンもすぐに食いついてきます。
展示車を見ながら話しているその様子を、耳を澄まして聴いていることでしょう。

そのため事前に作戦を立てたりして協力する必要があります。


・何気ない会話に「競合車」を加える
自然に話しているその会話の中に「競合車」を加えることは、男と女では車に求める用途が異なることから不自然ではありませんし、「値引きには有効な手段」です。

事前に作戦を練っておけば、営業マンに「競合車」があることで悩んでいることをアピールできます。



・新車選びの主導権争いをする
「競合車」が役に立つのは二人の「新車選びの主導権争い」です。
お互い違う候補の新車を選び、それらをもし相手に譲るとしたら「値引き率(値段)」ということにしておけば、そこで「新車選びの主導権争い」ができます。

更にお互いの新車の「良い点」「悪い点」(デザインや燃費、収納や価格など)を押さえ口論(競合)すれば、その点を「譲るための価格(値引き)があれば考える」ということをアピールできます。



・値引きを含めた全ての見積書を提示してもらう
「競合車」を使って競合させるのであれば、この見積書(乗り出し価格)が必要となってきます。
もちろん「最低限必要なオプション品」に「必要だと思うオプション装備」、登録費用等を含めた「乗り出し価格」と「値引き」など全てを加えた見積書です。

営業マンも「競合車」があると知っている(考える)ので、最初の値引き幅はそれほど大きなものではありません。

しかし「1ターン目は見積書を集める」ことを目的としているので、さほど値引きは必要ありません。
ここでのしつこい値引き交渉は嫌われる原因となっていましますので、「自宅に帰ってじっくり考えてくる」とでも言っておきましょう。



・傾かない譲らない
2ターン目、3ターン目は「値引き交渉」となってくるのですが、お互いに自分の候補車を「譲らない」といったさきほどの「主導権争い」を含んだ値引き交渉術が利用できます。

営業マンが提示する値引き率では、片方が「傾かない」「譲らない」などを繰り返し契約書にサインする4ターン目、5ターン目まで値引き交渉を続けましょう。

「車体価格の値引き」が難しくなってきたら「オプション品の値引き」、最終値引きは「納車時ガソリン満タン」にまで漕ぎ着けましょう。




<自動車整備士、車に詳しい人と来店>
契約までの間に友人に自動車整備士や車に詳しい人がいる方は、一緒に連れて行くことでその車に関するアドバイスをもらえます。

「車両(構造)による消耗品の消耗スピード」「必要なオプション品」「便利なオプション装備」「車両の噂(トラブル)」など様々な視点から助言してもらうことができ、更に車業界に詳しければ「最大の値引き率」を知っているかもしれません。
(余談※1)

また、自動車メーカー側も車両一台に必要な単価を下げるために、色々な部品がプラスチックやガラスに替わったり、ボルトの本数を減らしたりプラスチックに換えたりとしています。
それらによる「異音」や「故障」を防ぐためにも、車に詳しい人に同行してもらいチェックしてもらうのも一つの手段です。



・値引き交渉の協力
車に詳しいといって必ずしも値引き交渉術に長けているわけではありません。
交渉術はあくまで話術なので、車に関する知識はさほど必要ではないです。

営業マンが元自動車整備士だったりすると、車話(整備話)で盛り上がり値引き率が上がるかもしれませんが、逆に営業マンに対して知識自慢や馬鹿にするような態度をとるようであれば、相手は値引きを控えるかもしれません。


値引き交渉には信頼できる協力者を連れていきましょう。




<新人営業マンを捕まえよう>
3ヶ月間から半年間の研修(先輩営業マンと一緒に仕事)が終われば、晴れて一人前として営業活動が始まります。

そんな新人さんは「値引き交渉の駆け引き」に長けてはいませんので、辛抱強い値引き交渉を続けることによって割と簡単に役職のある上司を引っ張り出すことがことができます。

再度上司との値引き交渉が始まるのですが、「新人さんとの違いを見せてください」など力関係を表すような表現をすることによって値引き幅が大きくなることもあります。
(余談※2)



・新人営業マンはアフターケアも期待できる
やはり最初に販売した「新車」や「顧客」は大切にしたくなるものです。
定期点検への連絡ぐらいしかアフターケアはありませんが、それでもないよりはうれしいものです。

「点検時期には連絡するよう」頼んでおけば、たとえ点検時期を忘れていたとしても連絡があることでしょう。



余談
※1、新車を安く購入できたとしてもその後の消耗品による点検・整備費用が高ければ意味ないですし、時折、市販車による「新機構のテスト」、「テスト車両」があることもあります。
割と安め(中の下)の車にテスト車両が隠れて販売されています。
テスト後は改善されそのメーカーの車両に普及していくのですが、やはりテスト車両はオススメできるものではありません。
だってその後、改善された良いものが販売されるのですから。
その辺の情報を知っているのは動車整備士だったり、車業界に精通している人達だと思います。

※2、役職クラスになると月間販売台数が普通の営業マンに比べ1.5〜2.5倍と多くなります。
顧客の多さと顧客からの紹介、それらに紹介マージンを付けることで多くの客を引っ張りこむことができるからです。
そのため交渉術に長けてはいますが、値引き幅を大きくできるのも役職です。
注意
※、ここに記載されている内容は、自動車ディーラーの営業マンに聞いた話や車業界で働いている経験を基にしていますが、記載内容の判断はお任せいたします。
当サイトは一切責任を負いません。
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