ユニバーサルジョイントとは、
プロペラシャフトや
ドライブシャフトなど、回転に角度が加わっても角速度変化が少なく、なめらかに動力を伝える装置です。
<フックジョイント>
数種類ユニバーサルジョイントの接続方法がありますが、多くのプロペラシャフトに使用されているのが「フックジョイント」です。
作動が確実なうえに、構造が簡単です。
限界角度が「12〜18度」となっています。
タイヤの回転と、
エンジンからの動力差を繰り返し受ける週にバーサルジョイントは、応力(ねじれ)にも強く作られており、2組のフックジョイントのヨークの抜きを同方向にすることにより、「速度変動」を打ち消しています。
<等速ジョイント>
ドライブシャフトに使用されているのが「等速ジョイント」です。
ドライブシャフトには
ハンドル操作による「左右角」と、ボディー上下による「上下角」があります。
そこで等速ジョイントという「駆動軸」と「受動軸」両方にジョイントを付け、角度変化を2つにして、角度による負荷を減らしています。
片側で最大「42度」の角度変化が可能です。