溶接とは、接合部を溶かすことで結合させる方法です。
<特徴>
結合物の形状を選ぶことが少なく、接合部があれば短時間で結合することができます。
熱を発生させるので、材質の変化や歪みが発生しやすく、一度溶接してしまうと取り外しが困難となります。
<種類>
酸素とアセチレンの燃焼によって母材を溶かします。
母材と溶接棒との間に放電を起こすことで熱を発生させ、母材と溶接棒を溶かします。
2つの母材の接合面を接触させておき、電流を流した時の電気抵抗による発熱で溶かします。
車のフレームの接合に使用されているスポット溶接は、電気抵抗溶接を小さな点で行う接合方法です。
電気基盤に使用される接合方法で、「軟ろう付け」ともいいます。
450℃以上のろう付けを、硬ろう付けといいます。