バイクを乗る方であれば知っておきたいのが、バイク押しがけの手順。
・バッテリー上がりで
スターターが回らない。
・
エンジンが始動せずバッテリーが弱ってきたけど、完全放電は避けたい。
・なんらかのトラブルでスターターが回らない。
などでバイク押しがけは使用できます。
<作業手順>
(1)一人で押しがけする場合、近所の下り坂が利用できるようであればあらかじめ移動しておきます。
一人でバイクを押すことになるので転倒の可能性が高くなります。
(下り坂ではバイクにまたがった状態で押しがけができます)
2、キーを差し込み、イグニッションを「ON」にします。
3、小型バイクであればギヤを「2速」に、中型・大型バイクであれば「2速」、もしくは「3速」にギヤを切り替えておきます。
4、
クラッチレバーを握ってバイクを押します。
(一人での押しがけは転倒に注意してください。バイクにまたがったまま押しがけができる下り坂の利用をオススメします)
二人で押しがけができる場合は転倒しないようにバイクにまたがった状態でスタートしてください。
5、クラッチを離しエンジンが始動するのを待ちます。
(クラッチを離す瞬間は必ずバイクにまたがってください)
(バイクを押してくれる人がいる場合は、クラッチを離す前にバイクから離れてください)
(6)エンジンが始動しなければ押しがけ失敗です。
数回繰り返しそれでも始動できなければ、修理工場で点検を受けることをオススメします。
7、少し回転数を上げエンジンを温めます。
「バッテリーの充電」「エンジン内の清掃」「エンスト防止」「再始動を容易」のため、徐々に回転数を上げエンジンを温めます。